おすすめルート

Time Out Hong Kong 提供

シャムスイポー(深水埗)に行くなら、地元の人がおすすめするルートを辿って、ローカールフードを楽しんで。

歴史発見:モニュメントに刻まれた語り継がれる歴史
歴史発見:
モニュメントに刻まれた語り継がれる歴史

Joseph Ting
歴史家

著名な香港史の専門家Joseph Ting教授はシャムスイポーについて、文化遺産が豊かで、 東西交流が盛んだった昔を示す遺跡や魅力的な場所がたくさんあると言います。たとえば欽州街(Yen Chow Street)。シャムスイポー警察署のようなネオクラシック様式の建物と、唐樓と呼ばれる中国風の低層アパートが並んで建っています。もっと最近の香港を知りたい人には、Heritage of Mei Ho House Museum(メイホーハウス遺産博物館)がおすすめ。1950年代からの香港の暮らしや社会状況についての展示がすばらしいそうです。

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1YHA美荷樓青年旅舍(YHA Mei Ho House Youth Hostel)

この施設は元々、1953年の大火で住まいを失った5万8000人を収容するために建てられた石硤尾村(セクキプメイ)の一部で、香港の公共住宅政策の開始を今に伝えるシンボルです。建物はユネスコが実施するアジア太平洋文化遺産保全賞の特別賞に選ばれ、今では大衆向けのユースホステルとして使用されています。シャムスイポーの歴史を記念して、この建物の中には、メイホーハウス遺産博物館もあり、1950年代から1970年代にかけての香港公共住宅の発展と生活環境について、展示されています。

所在地: Block 41, Shek Kip Mei Estate, 70 Berwick Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 3728 3500
ホームページ: www.yha.org.hk

2嘉頓有限公司(Garden Company)

香港で最も愛されているブランド「嘉頓(Garden)」は、アジアで最初に、大規模な機械製造でパンやケーキの製造を始めました。1950年代の全盛期には、Castle Peak Roadの工場では、毎日5,000㎏以上のビスケットを焼いていました。この創業80年の由緒ある建物で、写真を撮るのをお忘れなく。

所在地: 58 Castle Peak Road, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2360 3160
ホームページ: www.garden.com.hk

3寶血會女修院(Precious Blood Convent)

1929年開設当時、寶血會女修院は、この地区の福祉に重要な役割を担っていました。貧しい人たちのための無料宿泊所兼診療所で、乳児院でもありました。今日では、このネオクラシカルの建物は一般には公開されていませんが、通りからその外観を眺めることはでき、困っている人への慈善と献身のシンボルとなっています。

所在地: 86 Un Chau Street, Sham Shui Po, Kowloon

4欽州街(Yen Chow Street)

シャムスイポーのメインストリート、Yen Chow Street(欽州街)には、歴史的建造物である深水埗警察署やこの地域最大のショッピングモール Dragon Centre(西九龍中心)があります。

5深水埗警察署

深水埗警察署は、ビクトリア・ハーバーの西側を警戒し、社会的経済的に最も困難な時期にあったシャムスイポー(深水埗)で増加していた犯罪に対処するため、1925年に建てられました。5つの建物のうち、1番古いのがブロックC。第2級歴史的建造物で、設計はパルマー&ターナー・アーキテクツ、伝統的な中国建築と当時の西洋の流行を混ぜ合わせています。パゴダ様式の屋根に、列柱とアーチの組合せなどが、そのよい例でしょう。

所在地: 37A Yen Chow Street, Sham Shui Po, Kowloon

6深水埗公園

この記念公園、重要な歴史的遺跡の上にあります。1920年代にイギリス軍の施設であるシャムスイポーバラックがあったこの場所は、日本軍による香港占領中には、重要な戦争捕虜収容所になりました。この静かな緑の空間をそぞろ歩けば、1989年と1991年に建てられた、収容所で命を落とした人たちを忍ぶ記念碑を見ることができます。

所在地: 733 Lai Chi Kok Road, Sham Shui Po, Kowloon

7桂林街(Kweilin Street)

桂林街を散歩すると、昔の街を歩いている錯覚に陥ることがあります。この長い道には1901年に建設された天后廟を始め、香港中文大學新亞書院や様々な歴史的建造物が立ち並び、古き時代を今に残しています。

8深水埗公立医局

この病院は 医局通りの名前の由来となりました(「yee kuk」は、広東語で診療所)。第2級歴史的建築であるこの建物は1930年に、同じ通りにあった前の施設が地元住民の医療的需要に足りないと判断されたために建てられました。もう一般公開はされていませんが、みごとなアールデコ建築の外装を見ることができます。 建物の柱は西洋の古典的なモチーフで飾られる一方、バルコニーの手すりは竹を模った陶器のタイルでできています。香港の東西折衷精神の美しい見本です。

所在地: 137 Yee Kuk Street, Sham Shui Po, Kowloon

9関帝廟(Kwan Tai Temple)

1891年建築の関帝廟は、九龍で唯一、関羽(三国時代の武将で、武神・財神として崇められている)を祀っている場所です。第2級歴史的建造物のこの建物は、伝統的な嶺南建築のみごとな例で、巨大な銅鑼や関羽の武器・青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)など、多くの素晴らしい見どころを備えています。ほとんどの日に一般公開をしていますが、関羽の誕生日である旧暦6月の24日に大勢の参拝客が訪れ、特に見ごたえがあります。

所在地: 158 Hai Tan Street, Sham Shui Po, Kowloon

10三太子及北帝廟(Sam Tai Tsz Temple and Pak Tai Temple)

同じ敷地にある2つの寺のうち、三太子宮は特に第2級歴史的建造物で、1898年、シャムスイポーに疫病であるペストが大流行した際、客家(ハッカ)移民が、その守り神である三太子を祀るために建てたものです。みごとな細部に溢れるこの寺には、清代後期の文化的遺物を保存しています。この魅力的な寺を見学した後は、お隣の北帝廟へ。ここは第3級歴史的建造物で、1920年、玄武帝とも呼ばれる北帝を祀るために、地元の漁師たちによって建てられました。

所在地: 196-198 Yu Chau Street, Sham Shui Po, Kowloon

11鴨寮街(Apliu Street)

このにぎやかな通りには、あらゆる種類の電子機器を扱う店や屋台が並んでいます。最新のモバイルフォンのアクセサリーから年代物のタイプライターや家電製品まで、ここではどんな掘り出し物があるかわかりません。ここでは、「オーディオ・スペース」を覗くのをお忘れなく。ここは高性能のオーディオ製品だけでなく、2002年、アンディ・ラウとトニー・レオンが出演した香港の名作スリラー映画 『インファナル・アフェア』 に登場したことでも有名です。

Audio Space
所在地: 1/F, 151 Apliu Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2729 7271
ローカルダイニング:地元に愛される飲食店
ローカルダイニング:
地元に愛される飲食店

Renee So
公和荳品廠店主

Renee Soさんは、生まれからほとんどの時期をシャムスイポーで過ごしました。子どもの頃、家族は公和荳品廠の真向かいで、果物と野菜の屋台を経営していたそうです。「その頃、私はまだ小さかったのですが、家族は重い商品を大量に運ばなければなりませんでした。本当に大変な仕事だったのです。ありがたいことに、近所の人たちがいつも手伝ってくれました」。Soさんは、こうした人情はじつにシャムスイポーらしいと言います。ソーさんの家族は1997年、公和の店を開きました。学業を終えた後、Soさんは投資銀行で働きましたが、2012年、仕事を辞めて育った地区へ帰る決心をしました。「シャムスイポーの飲食店やカフェは、地元住民が集まる場所なのです」と、Soさんは説明する。公和も、地元の人でにぎわう店の1つ。でもSoさんには、他にもお気に入りの店がいくつもある。「このあたりのレストランは店主が皆に知合いで、お互いに助け合っています。地域のつながりが、本当に強いんですよ」。

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1生隆餅家(San Lung Cake Shop)

この地元の人気店は糍粑(ピンイン、ミャオ族など少数民族が食べる餅)や蓮蓉皮蛋酥皮蛋(ピータンを丸ごとパイ皮で包んだお菓子)といった、伝統的な中国のお菓子を売っています。ここはまた香港でも数少なくなった、焼き立てを注文できる自家製月餅の店。こうしたお菓子は、中秋節前は1日に何百個も 売れるそうです。

所在地: 68 Pei Ho Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2360 1359

2公和荳品廠(Kung Wo Beancurd Factory)

Kung Wo Beancurd Factory(公和荳品廠)は、1960年からシャムスイポーで営業。この昔気質の店はさまざまな大豆製品を扱っており、長年人気を集めています。名物の豆腐プリンは絹のようになめらかで、芳醇な大豆の味がします。油揚げ、厚揚げ、自家製砂糖抜きの豆乳も試す価値ありです。

所在地: 118 Pei Ho Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2386 6871

3維記咖啡粉麵(Wai Kee Noodle Cafe)

この地元の茶餐廳は、豬潤麵(豚レバの麺)が有名。あまりそそられるメニューには聞こえませんが、地元の人も観光客も、この麺を目当てにわざわざシャムスイポーに出向くほど。レバーが苦手という人は、牛肉、ハム、卵、ソーセージも選べます。甘い物が好きなら、ぜひカヤジャムのフレンチトーストを。

所在地: 62 & 66 Fuk Wing Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2387 6515

4黑地(Hak Dei)

この個人経営の店は、いろいろと楽しい家庭生活用品を置いています。メインは、地元で絵付けをした陶器、竹の蒸し器、ロートアイアンのエッグワッフルの金型といった香港のレトログッズ。さらにアメリカのファイヤーキングのカップや日本のデザイナー家具やガラス器など、店主らがお気に入りの海外ブランドから取り寄せたセレクションも扱っています。

所在地: Shop 19-20, G/F, Fook Tin Building, 38 Wai Chi Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 9806 1476

5Heritage Tea House

Jockey Club Creative Arts Centre(JCCAC、賽馬會創意藝術中心)の奥にあるHeritage Tea House(文博軒)は、伝統的な中国茶を味わうのにうってつけの場所。繊細な味わいの緑茶から昆明産の力強い香りの紅茶まで、茶葉の品ぞろえが豊富です。また、餃子や生煎饅頭(上海焼き豚饅)などの点心も食べられます。

所在地: Unit L1-06, Jockey Club Creative Arts Centre, 30 Pak Tin Street, Shek Kip Mei
電話: +852 2779 1030

6嘉頓山(Garden Hill)

嘉頓山の頂上からは、まったくちがったシャムスイポーの光景が楽しめます。にぎやかでごみごみした市街地からほっとひと息つけるこの短いハイキングでは、特に日没と晩に、眼下の素晴らしい眺めも楽しめます。丘への登り口は巴域街(Berwick Street)にあるYHA美荷樓青年旅舍(YHA Mei Ho House Youth Hostel)のすぐ脇です。

所在地: Garden Hill, Sham Shui Po, Kowloon

7劉森記麵家(Lau Sum Kee Noodle)

60年以上前に創業したこの昔気質の店は、香港でも非常に珍しい手打ちの麺を出しています。2代目店主Lau Fat-cheongさんは、より腰のあるのど越しのよい麺にするため、生地を重い竹の綿棒でのすという家伝の方法を受け継いでいます。この店の拌麵(混ぜ麺)は、ぜひお試しを。名物の大量の干しエビが、強烈な旨みを添えています。

所在地: 48 Kweilin Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2386 3533

8緑林甜品(Luk Lam Dessert)

30年以上前にシャムスイポーに開店して以来、Luk Lamは地元の人たちのお気に入りです。ここは、アズキやナッツや黒ゴマの糖水といった、伝統的な中国のデザート専門店。もっと新しいものを試したければ、豆腐プリンやドリアンパンケーキなど、斬新なデザートも出しています。

所在地: 77-79 Un Chau Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2361 4205
人生を散歩:シャムスイポー(深水埗)良さがより分かる街歩き
人生を散歩:
シャムスイポー(深水埗)良さがより分かる街歩き

Au-yeung Ping-chi
Bo Wah Effigiesオーナー

かつてデザインを学ぶ学生だったAu-yeung Ping-chi さんは、卒業後、紙の副葬品を売る父親の店を手伝い始めました。今ではNew Territories(新界)のYuen Long(元朗区)に住んでいますが、毎日のようにシャムスイポーの自分の店に来て、現代の客の好みにあった副葬品を作っています。「この地区は古びて魅力がないように見えますが、見どころや美味しいものはたくさんあります」とAu-yeung Ping-chi さん。観光客には、いつもにぎわっている北河街(Pei Ho Street)など、シャムスイポーにたくさんあるショッピングストリートがおすすめだそうです。物作りが好きな人は、あらゆるDIYの材料がそろう汝州街(Yu Chau Street)、基隆街(Ki Lung Street)、南昌街(Nam Cheong Street)を歩くのも楽しいでしょう。

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1何忠記(Ho Chung Kee)

小路の奥に隠れたこの小さな店は、もう半世紀以上も亜鉛めっきを施した鉄製品を作っています。今では珍しくなりましたが、こうした製品はプラスチックやステンレスが登場する前は家庭やオフィス用品のおもな材料でした。ここで売られている道具は、すべて店主Hoさんの手作り。今では少なくなった専門職人のひとりです。

所在地: 151 Cheung Sha Wan Road, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2380 3943

2南昌街(Nam Cheong Street、リボン街)

1950年代から1960年代にかけて、南昌街(Nam Cheong Street)はシャムスイポーの繊維産業にとって、なくてはならない場所でした。 今日でも、あらゆるサイズや色や形のレースやリボンが見つかるのが、ここ。リボンも縁飾りも、ほとんどが卸値なので、手作りの作品や、洋服の飾りにぴったりです。

所在地: Nam Cheong Street, Sham Shui Po, Kowloon

3北河街(Pei Ho Street)

この活気あふれる青空市場は、素顔のシャムスイポーを覗くには絶好の場所。通りの両脇には、新鮮な果物、野菜、肉、その他あらゆる日常必需品をを売る店や屋台が並んでいます。軽食の屋台も多いので、品物を物色しながら、すばやくお腹を満たすこともできます。

所在地: Pei Ho Street, Sham Shui Po, Kowloon

4基隆街(Ki Lung Street、ボタン通り)

基隆街には、さまざまな洋服の留め具を扱う卸商が多く、ボタン通りとも呼ばれています。ここにはボタン、ジッパー、バックルなどの他に、既製服や、多様な生地の店も。じつは基隆街は、地元のデザイナーたちがよく行く生地市場でもあるのです。生地を買いたい場合は、ほとんどの屋台は朝早くから始まり、土日は閉まるのをお忘れなく。

所在地: Ki Lung Street, Sham Shui Po, Kowloon

5汝州街(Yu Chau Street、ビーズ街)

ビーズ街という名でも知られる汝州街は、ビーズや手芸用品なら何でも見つかる場所。ここの店はどこも、手作りのアクセサリー、スマートフォンのデコレーションやジェルネイルに使える、木、プラスチック、ガラスなどあらゆる種類のビーズがそろっています。どこに行くか迷うなら、まずはMei Tat Hongがおすすめ。 ビーズ、ボタン、リボン、そして高級スワロフスキーの高級クリスタルまで、品ぞろえが豊富です。もう1つおすすめの店は、Mee Ngai Wah。特に純銀製の、手頃な値段の模造宝石の専門店です。

Mei Tat Hong
所在地: 219 Yu Chau Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2498 8609
Mee Ngai Wah
所在地: 289-291 Yu Chau Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2386 9431

6添好運(Tim Ho Wan)

添好運)は、香港で最高の飲茶店。それだけでなく、世界最安値のミシュランの星つき ディナーが味わえる、地元の宝とも言える場所です。最も有名な料理?それは思わず涎が出るような、一度食べたらやみつきになる味のベイクド・チャーシュー・パオでしょう。

所在地: 9-11 Fuk Wing Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2788 1226
ホームページ: www.timhowan.com.hk

7寶華扎作(Bo Wah Effigies)

寶華扎作は、伝統的な中国の葬儀で亡くなった人の副葬品として燃やす、紙製の絵の専門店です。服や家といった一般的なものの他に、まるで美術館のようなこの店では、スマートフォンやエレキギター、果ては映画『スター・ウォーズ』からアイディアを得たダースヴェーダのヘルメットといった、さらに近代的な特注絵柄も扱っています。

所在地: 2D Fuk Wing Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2776 9171

8黄金電脳商場(Golden Computer Centre and Arcade)

1970年代にファッションの卸売センターだったこの場所は、今ではゲーマーの聖地に生まれ変わりました。1階と地下を占める黄金電脳商場には、最新のギア、ゲーム、ガジェットを扱う店が迷路のような場所に所狭しと並んでいます。価格は店によってちがうので、買う前に複数の店を回って値段を比べましょう。

所在地: 146-152 Fuk Wing Street, Sham Shui Po, Kowloon (Arcade) / 94A Yen Chow Street, Sham Shui Po, Kowloon (Centre)

9坤記糕品(Kwan Kee Store)

地元の人たちはここに、自家製デザート目当てでやって来ます。ミシュランのストリートフードガイドにも載っているこの店で1番有名なのは、砵仔糕(プッチャイコー)と呼ばれるボウルに流し込んだプディングケーキ。白砂糖もしくは黒砂糖で作られ、ところどころに小豆が入っています。他にも、倫教糕(もち米蒸しパン)や芝麻卷(香港式胡麻巻き)など、昔ながらのお菓子が食べられます。

所在地: 115-117 Fuk Wa Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2360 0328
創造と想像:クリエイター新世代が集まる街
創造と想像:
クリエイター新世代が集まる街

Rex Yam
Doughnut共同創立者

Rex Yamは2010年、共同経営者Stephen Chengとともに、地元のリュックサックのブランド「Doughnut」を起ち上げました。まずオンラインストアから始め、それから2013年、シャムスイポーに実店舗を開きました。「シャムスイポーのことを貧しくてみすぼらしい地区だと思っている人もいますが、じつは若い人たちが大勢訪れる場所なのです。特に生地を買ったり、維記の猪肝麺を食べたり、Golden Computer Centre(黄金電腦商場)を見て回ったり…とても楽しい所ですよ」とYamさんは言う。Yamさんは、この数年間のこの地区の発展ぶりを見てきました。「当店はおそらく、シャムスイポーで店を開いた最初の若い世代のデザイナーズブランドでしょう。今でこそForm Societyや大南街(Tai Nan Street)に並ぶ店のように興味深いカフェやショップがたくさんありますけれどね」と、Yamさんは言う。「当店では、こうした店のオーナーたちと、いろいろと協力するようにしています。おかげで地域全体が、本当に活性化しましたよ」

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1合益泰小食(Hop Yik Tai)

毎朝作られるこの腸粉(チョンファン、米から作る点心)は信じがたいほどなめらかで、甘いソース、胡麻ソース、大豆ソースによく合います。この素朴なおやつはわずか数ドル、ミシュランガイドもお勧め。いつも行列ができているのも納得です。

所在地: 121 Kweilin Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2720 0239

2文記車仔麵(Man Kei Cart Noodles)

文記車仔麵は大変な人気店なので、同じブロックに3つも店舗を開いています。しかもすべていつも満員。さまざまな種類の麺やスープの出汁が選べ、ゆでたてで食べられます。なかでも柱侯蘿蔔炆牛腩(牛馬らと大根の煮込み)と瑞士鶏翼(スイスチキンウィング)は、自家製特製チリソースとともにおすすめ 。こうしたメニューは非常に美味しいので、ミシュランのストリートフードガイドにも載っています。

所在地: 109, 121 & 123 Fuk Wing Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 9059 5104

3Wong Kee Flea Market

福榮街(Fuk Wing Street)のこの非常に小さい店は、玩具、文房具、パーティー用品、その他の楽しいがらくたの宝庫です。ここはお買い得品がいっぱい。かわいらしいぬいぐるみでも、新しい帽子でも、皆わずか数ドルで買えるのです。

所在地: 83 Fuk Wing Street, Sham Shui Po

4Doughnut

人気が急上昇中の、地元デザイナーによるリュックサックのブランド。オンラインストアとして始まったDoughnut(ドーナツ)は、2013年にシャムスイポーで開店しました。以来、成長を続け、今では香港中に数店舗を開いています。可愛いリュックや流行の先端を行く旅行鞄は、カラーやサイズが豊富。アウトドアでの冒険にも、ファッショナブルに見せたい時にもぴったりです。

所在地: 68 Fuk Wa Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2386 3279
ホームページ: www.doughnutofficial.com

5Alri Star Leather Factory

Alri Star Leather Factory

大南街(Tai Nan Street)に移り住んだ第2世代革職人の店の1つ。Alri Starでは、1枚500香港ドル前後で買えるすばらしい皮を取りそろえています。この店にはまた、皮を切ったりたたいたりするのに必要な道具が、何でもそろっています。ナイフ、金づち、たがね、丸たがね、それこそ何でもあります。そのうえ、Alriではたびたびワークショップを開いているので、初心者でもこうしたすばらしい道具の使い方を学ぶことができます。

所在地: 189 Tai Nan Street, Sham Shui Po
電話: +852 3791 2217
ホームページ: www.alristar.com

6Brothers Leathercraft

Alri Starの数軒先には上質なイタリア製の皮の他、道具やアクセサリーを扱うBrothers Leathercraftがあります。店舗の近くでワークショップも開催していて、自分で皮製品を作ることもできます。

所在地: 222 Tai Nan Street, Sham Shui Po
電話: +852 9136 0897
ホームページ: www.brothersleathercraft.com

7Café Sausalito

シャムスイポーでよく過ごしていたという、Café Sausalitoの創業者は、2014年にこのカフェを開きました。以来、この魅力的なカフェは、町じゅうの珈琲好きが集まる場所となりました。シングルオリジンのハンドドリップなど、すばらしいコーヒーはもちろん、キューカンバラーノ(キュウリ味のアメリカンコーヒーにソーダ水を加えたもの)なども飲むことができます。週末はみごとなジャズセッションなどのライブもあるので、ぜひお立ち寄りを。

所在地: 201 Tai Nan Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 3689 3292
ホームページ: www.cafesausalitohk.com

8合舍(Form Society)

アーティストのWong Tin-yanさんは、地域の結びつきを強めたいとの願いからForm Societyを開業しました。120平方メートルのスペースは、コラボレーションエリアや展示エリアなど、5つのエリアに分けられています。この創作スペースでは、定期的な講演会やワークショップ、単発イベントを開いています(すべて一般に公開)。出かける前に、ぜひ催し物のスケジュールを調べておきましょう。

所在地: 186 Tai Nan Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 9751 7157
スター・アトラクション:シャムスイポー(深水埗)の良いとこ取り
スター・アトラクション:
シャムスイポー(深水埗)の良いとこ取り

シャムスイポーは、食べて、見て、買って、試したいものがたくさんある、バラエティに富んだ地区です。時間があまりなければ、特におすすめの見どころを1日で見られるように作られた、このハイライトルートをたどってみましょう。シャムスイポー(深水埗)を1番愛して知り抜いている地元の人たちがすすめるこの簡単な徒歩ツアーなら、歴史的建物から創造的なデザインショップまで、あるいはにぎわうショッピングストリートから人気の高いレストランまで、シャムスイポーのさまざまな面を見ることができます。楽しいツアーを!

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1公和荳品廠(Kung Wo Beancurd Factory)

Kung Wo Beancurd Factory(公和荳品廠)は、1960年からシャムスイポーで営業。この昔気質の店はさまざまな大豆製品を扱っており、長年人気を集めています。名物の豆腐プリンは絹のようになめらかで、芳醇な大豆の味がします。油揚げ、厚揚げ、自家製砂糖抜きの豆乳も試す価値ありです。

所在地: 118 Pei Ho Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2386 6871

2福榮街(Fuk Wing Street、玩具街)

玩具街としても知られるこの場所は、子どもの玩具、手頃な値段の文房具、模造品、パーティーグッズを探す人にとっては必見。宝の山のような店が30以上あり、子どもも大人も掘り出し物を探す悦びが味わえます。どこから始めたらよいかわからない人は、「Wong Kee Flea Market」、あらゆる種類の珍しい玩具を売っています。

Wong Kee Flea Market
所在地: 81 Fuk Wing Street, Sham Shui Po, Kowloon

3Doughnut

人気が急上昇中の、地元デザイナーによるリュックサックのブランド。オンラインストアとして始まったDoughnut(ドーナツ)は、2013年にシャムスイポーで開店しました。以来、成長を続け、今では香港中に数店舗を開いています。可愛いリュックや流行の先端を行く旅行鞄は、カラーやサイズが豊富。アウトドアでの冒険にも、ファッショナブルに見せたい時にもぴったりです。

所在地: 68 Fuk Wa Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2386 3279
ホームページ: www.doughnutofficial.com

4坤記糕品(Kwan Kee Store)

地元の人たちはここに、自家製デザート目当てでやって来ます。ミシュランのストリートフードガイドにも載っているこの店で1番有名なのは、砵仔糕(プッチャイコー)と呼ばれるボウルに流し込んだプディングケーキ。白砂糖もしくは黒砂糖で作られ、ところどころに小豆が入っています。他にも、倫教糕(もち米蒸しパン)や芝麻卷(香港式胡麻巻き)など、昔ながらのお菓子が食べられます。

所在地: 115-117 Fuk Wa Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2360 0328

5鴨寮街(Apliu Street)

このにぎやかな通りには、あらゆる種類の電子機器を扱う店や屋台が並んでいます。最新のモバイルフォンのアクセサリーから年代物のタイプライターや家電製品まで、ここではどんな掘り出し物があるかわかりません。ここでは、「オーディオ・スペース」を覗くのをお忘れなく。ここは高性能のオーディオ製品だけでなく、2002年、アンディ・ラウとトニー・レオンが出演した香港の名作スリラー映画 『インファナル・アフェア』 に登場したことでも有名です。

Audio Space
所在地: 1/F, 151 Apliu Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2729 7271

6三太子及北帝廟(Sam Tai Tsz Temple and Pak Tai Temple)

同じ敷地にある2つの寺のうち、三太子宮は特に第2級歴史的建造物で、1898年、シャムスイポーに疫病であるペストが大流行した際、客家(ハッカ)移民が、その守り神である三太子を祀るために建てたものです。みごとな細部に溢れるこの寺には、清代後期の文化的遺物を保存しています。この魅力的な寺を見学した後は、お隣の北帝廟へ。ここは第3級歴史的建造物で、1920年、玄武帝とも呼ばれる北帝を祀るために、地元の漁師たちによって建てられました。

所在地: 196-198 Yu Chau Street, Sham Shui Po, Kowloon

7汝州街(Yu Chau Street、ビーズ街)

ビーズ街という名でも知られる汝州街は、ビーズや手芸用品なら何でも見つかる場所。ここの店はどこも、手作りのアクセサリー、スマートフォンのデコレーションやジェルネイルに使える、木、プラスチック、ガラスなどあらゆる種類のビーズがそろっています。どこに行くか迷うなら、まずはMei Tat Hongがおすすめ。 ビーズ、ボタン、リボン、そして高級スワロフスキーの高級クリスタルまで、品ぞろえが豊富です。もう1つおすすめの店は、Mee Ngai Wah。特に純銀製の、手頃な値段の模造宝石の専門店です。

Mei Tat Hong
所在地: 219 Yu Chau Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2498 8609
Mee Ngai Wah
所在地: 289-291 Yu Chau Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2386 9431

8基隆街(Ki Lung Street、ボタン通り)

基隆街には、さまざまな洋服の留め具を扱う卸商が多く、ボタン通りとも呼ばれています。ここにはボタン、ジッパー、バックルなどの他に、既製服や、多様な生地の店も。じつは基隆街は、地元のデザイナーたちがよく行く生地市場でもあるのです。生地を買いたい場合は、ほとんどの屋台は朝早くから始まり、土日は閉まるのをお忘れなく。

所在地: Ki Lung Street, Sham Shui Po, Kowloon

9大南街(Tai Nan Street)

香港で工業が最も盛んだった頃、大南街には革、生地、アクセサリーの生産工場がたくさんありました。現在、その時代の小売店で残っているのは、ほんのひと握り。その1つLuen Cheong Leather Hong Kongは1948年創業、地元の野菜で染めた牛革を専門に扱っています。近年、この通りにはAlri Star Leather FactoryやBrothers Leathercraftなど、第二世代の職人らが移り住み、質の良い皮革を販売したり、ワークショップを開いて、熱心な職人に自分だけの革製品を作る方法を教えたりしています。

Luen Cheong Leather Hong Kong
所在地: 173 Tai Nan Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2393 5926
Alri Star Leather Factory
所在地: 189 Tai Nan Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 3791 2217
Brothers Leathercraft
所在地: 207-209 Tai Nan Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 9136 0897

10北河街(Pei Ho Street)

この活気あふれる青空市場は、素顔のシャムスイポーを覗くには絶好の場所。通りの両脇には、新鮮な果物、野菜、肉、その他あらゆる日常必需品をを売る店や屋台が並んでいます。軽食の屋台も多いので、品物を物色しながら、すばやくお腹を満たすこともできます。

所在地: Pei Ho Street, Sham Shui Po, Kowloon

11合益泰小食(Hop Yik Tai)

毎朝作られるこの腸粉(チョンファン、米から作る点心)は信じがたいほどなめらかで、甘いソース、胡麻ソース、大豆ソースによく合います。この素朴なおやつはわずか数ドル、ミシュランガイドもお勧め。いつも行列ができているのも納得です。

所在地: 121 Kweilin Street, Sham Shui Po, Kowloon
電話: +852 2720 0239

12黄金電脳商場(Golden Computer Centre and Arcade)

1970年代にファッションの卸売センターだったこの場所は、今ではゲーマーの聖地に生まれ変わりました。1階と地下を占める黄金電脳商場には、最新のギア、ゲーム、ガジェットを扱う店が迷路のような場所に所狭しと並んでいます。価格は店によってちがうので、買う前に複数の店を回って値段を比べましょう。

所在地: 146-152 Fuk Wing Street, Sham Shui Po, Kowloon (Arcade) / 94A Yen Chow Street, Sham Shui Po, Kowloon (Centre)

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