Tai Tam Country Park to Quarry Bay

Tai Tam Country Park to Quarry Bay1883年から1917年にかけて大潭貯水池という貯水池が作られました。安定した水の供給は香港の発展には欠かせない開発で、この貯水池の完成により今日の繁栄が可能になったのです。このエリアは極めて重要だったので、第2次世界大戦中は戦地となりました。今日でも防空見張り用のトーチカ、防空壕、炊き出し所など、静かな森林地帯に戦争の跡がひっそりと残っています。

黄泥涌水塘(ウォンナイチュン貯水池)
出発地点 — 黄泥涌水塘(ウォンナイチュン貯水池)

かつて「黄色の泥の入り江」と呼ばれた黄泥涌。1899年、黄泥涌水塘造成のためにせき止められました。鯉、ナマズ、亀などの姿が見られるかもしれません。近くの黄泥涌山峡は、第2次世界大戦中、戦略的防衛地となります。侵略を進める日本軍は山狭を占拠するべく、1941年12月18日、北の海岸からコマを進めます。

大潭貯水池群(タイタム貯水池群)
大潭貯水池群(タイタム貯水池群)

大潭貯水池へ向かう道にある陽明山荘(ホンコン・パークビューという建物)を通り過る頃、天気がいい日はガラスのような水面に山や橋が映し出されているはずです。19世紀後半、さらなる水の供給を確保するために、大潭の一部の谷がダムになりました。そして、ビクトリアシティから香港島東部にかけて都市化拡大が進められました。

大風拗(クォーリー・ギャップ)
大風拗(クォーリー・ギャップ)

柏架山道(マウントパーカー・ロード)と港島徑(ホンコントレイル)の交差点でひと休みしましょう。広東語でこの山道は大風拗(タイフンアウ)といいます。意味は「風の谷」。その名の通りの涼風がひと休みするハイカーに心地よく吹いてくるはずです。

戰時爐灶(ワータイム・ストーブ)
戰時爐灶(ワータイム・ストーブ)

柏架山道(マウントパーカー・ロード)から康柏郊遊徑(ホンパック・カントリートレイル)へ進み、鰂魚涌樹木研習徑(クォーリーベイ・ツリーウォーク)に入ります。第2次世界大戦中、都市を防御するために作られた戰時爐灶(炊き出し所の窯)が残っています。

林邊生物多様性自然教育中心(ウッドサイドバイオダイバーシティ・エデュケーションセンター)
林邊生物多様性自然教育中心(ウッドサイドバイオダイバーシティ・エデュケーションセンター)

緑に溢れた柏架山道(マウントパーカー・ロード)をさらに15分ほど歩くと、赤いレンガの美しい建物が目に入ってきます。以前は太古砂糖精製所の社宅として利用されていました。当時、精製所として世界最大規模だった建築物が建てられたのは1920年代。第2次世界大戦中は避難所として利用されました。現在は、香港の生物多様性と保護について展示するインタラクティブ・ギャラリーになっています。

糖廠街(トンチョン・ストリート)
終点 — 糖廠街(トンチョン・ストリート)

ハイキングを終えてMTR鰂魚涌(クォーリーベイ)駅へと進む道すがら、糖廠街(トンチョン・ストリート)に出合います。糖廠街は、中国語で“砂糖の精製街”という意味です。現在、工場はガラス張りの高層ビルとなり、サトウキビの山が積まれた通りは、カフェやパブが軒を連ねています。

写真提供:HK Discovery

情報

地区:
南東区(サザン&イースト・ディストリクト)
スタート:
黄泥涌水塘(ウォンナイチュン貯水池)
ゴール:
糖廠街(トンチョン・ストリート)
平均ハイキング時間:
約3時間
距離:
約8Km
補給ポイント:
陽明山荘にスーパーマーケットあり。ハイキング後、糖廠街(トンチョン・ストリート)や英皇道(キングス・ロード)にカフェやレストランがあります。
難易度:
初級
日影が多く、ほとんど平坦であるがところにより登りあり。

アクセス

To the starting point:
From MTR Hong Kong Station Exit A, take bus 6 or 66 or from the Exchange Square bus terminus to Wong Nai Chung Gap Road.

From the end point:
Head to your next destination from MTR Quarry Bay Station.

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