風水

文字通り「風と水」を意味する風水は中国古代の風習であり、幸運を呼び、自然と調和するような建物や物の位置を決めるものです。「風水占い」と呼ばれることも多い風水の起源は、環境を重んじていた古代中国の考え、宇宙論的影響が人々の正確に強く影響するとの信条に遡ります。

香港に住む多くの人々は、優れた風水は財産を引きつけ、悪運を寄せ付けないと考えています。そのため、新居購入や事務所のフロア設計などから、大型の建築や土木工事のプロジェクトに至るまで、あらゆる事柄を風水師に相談します。香港の街並みが独特な外観をしているのはこのためです。

香港を訪れると、どこでも風水が実践されているのを見ることができます。例えばセントラルでは、香港上海銀行(HSBC)のメインビルディングの正面に鎮座する2体の獅子像は単に装飾物として置かれている訳ではないのです。1980年代に完成した当時、風水の専門家との長期の話し合いの末、この獅子像は現在の位置に改めて取り付けられました。HSBCの事業が順調であることから、一部の地元の人々はその運気にあやかろうと、獅子像の前足と鼻をなでたがります。

香港自体も本来、優れた風水を備えていると言われます。香港の地理的位置は本土に比べて、物事が実を結ぶ場所を象徴しています。また、中国南部の山脈(龍脈)は香港に向かって飛ぶ龍の形をしており、香港は祖先の地を見つめ返しています。さらに、九龍の山脈は香港にお辞儀をしているような形に見えます。これは九龍が香港島に保護を求めていて、この2つの地が互いに補完し合っていることを意味します。最後に、ビクトリア・ハーバーの水は空と視覚的に調和し、安定や幸運をもたらしてくれます。こうした風水の運気を取り込むのに最善の場所は、圧倒的な眺めの観光スポット、 ザ・ピーク です。

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