城壁村の郷土料理

香港先住民の一部は、現在の新界地区にある城壁村に住んでいました。城壁は、盗賊や虎の襲来から身を守るものでした。今では、盗賊も虎も香港から姿を消していますが、城壁村と独特な郷土料理は時を超えて今も残されています。

城壁村の郷土料理は鮮度にこだわり、旬のものしか使いません。素朴で心のこもった郷土料理は、広東料理とはひと味違う濃厚な味わいです。

城壁村で一番有名な料理は盆栽(プンチョイ)と呼ばれるもので、「大鉢のごちそう」という意味があります。大きな鉢に大量の具を幾重にも盛り、大勢で取り分けて食べます。一つの大きな鉢に、豚肉、牛肉、羊肉、アワビ、鶏肉、鴨肉、海老、蟹、きのこ類、大根、豆腐などが9~12層に重ねて盛りつけられ、一皿で10人前以上のボリュームがあります。具材は混ぜ合わせず、一層ずつ上から食べていきます。

伝統料理には他にも、5種のソースで煮込んだチキン、海老とあさりと緑豆もやしの炒め物、ボラの姿蒸しなどがあります。

Cookies

By continuing to use this site, you agree to its use of cookies. Find out more about cookies here.

Accept Cookies